2013年06月06日

医者不信と自臭症の悪化、臭いの悪化 自臭症克服体験記2

友達の何気ない?言葉がトラウマになった私は、二度と臭いとか臭うとか言われないように、最深の注意を払いはじめた。

もっと面と向かって、人がたくさんいる中で私の臭いを指摘されたら、私は死ぬと決意さえしてた。


公立の共学中学だったため、気になる男の子がいました。

だけど、その出来事以来、私はひどく消極的になりました。

それまでは男の子と付き合いという人並みの願望がありました。


だけど、それからは好きだからこそ付き合いたくないという屈折した歪んだ心になってしまったのでした。

もちろん彼氏に私の臭さに閉口されたくない、ふられたくない、きらわれたくないという気持ちでした。

それなら付き合わないほうがもっと幸せでした。

傷つかなくて済むからです。


クラスメートの談笑も恐ろしくなりました。

くさいとか時々そんな発音の言葉が私の耳に飛び込んできた時は、ぎょっとしました。

どんどん被害妄想がひどくなり、みんな私のことを噂している、臭いのことで笑っていると疑い始めました。


私が近くに行った時、偶然であっても談笑が終わったら、絶対私の悪口を言って笑いものにしているという妄想が激しくなりました。

もちろん確かめようが無いため、さらに私の被害妄想は激しくなりました。


同時に自臭症も私が本当に臭いのかどうか確かめる勇気が全く無いため、こちらも被害意識が強まりました。

ストレスが強くなると同時に、臭いも強烈になってきたように思えました。


必死でネットや本屋で臭いの本を探したり記事を探したりしました。

食事療法で匂いを消すということを実践しました。

肉食を一切やめ、ダイエットする必要もないのに、ひどく食事制限をしていました。

ダイエットをするという大義名分だったけれど、誰にも私の匂いを消すためということは相談できませんでした。


病院に行こうとも思いました。

その時には私の体臭だけじゃなく、口臭についても人にかなりの迷惑をかけていることに恐れおののいていました。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


私と話をする時、相手がどうも嬉しくなさそうな顔をしていたり、鼻をひくひく動かしたり、顔を背けるような仕草を見ると、もう会話の内容なんて頭に全く入ってきませんでした。

だから、私は相手としゃべる時、「どうか顔に手を当てないで! 何事も無く話して欲しい!」とずっと思っていました。


でも、話す人話す人すべてがどうも私の臭いに反応している仕草をしているように思えてなりません。

私の気にし過ぎなのかわかりませんでした。

だから余計悩みました。


まさか「あなたは私が臭いから、鼻を掻いたりするの?」と聞けません。

私の臭いはほんとうのところどうなのか確かめたいけれど、もし臭いと言われたら、私の人生はそこでジ・エンドだと思ったから、そんな勇気なんて出ません。


口臭にも異常に気を使うようになり、すごく歯磨きをしました。

ただしやり過ぎは逆に口臭を助長するとの記事も見て、でも歯磨きせざるを得ないし、そのジレンマに苦しみました。


ブレスケアも絶対欠かしません。

万が一それを忘れた時、私はパニックになりました。

学校をそれだけで休んだこともあります。


そんなだからまずは歯医者、口腔外科医に助けを求めました。

歯医者は前から通っていたため、他の科よりも行きやすかったから。


だけど、その時から私は自分の症状が全く理解されない孤独を味わいました。

治療をしようとすればするほど、誰もわかってくれないのです。


自臭症の人がみな経験するであろう医者の「臭いは気のせいだよ、誰も気づいていないし、実際に臭っていないよ」という言葉を何度も聞かされました。

だけど私の心は納得しません。


歯医者には「そういう人いるんだよ、それを自己臭恐怖症というんだよ、実際臭ってない」と言われた時、私は、一応症状名だけは覚えました。

だけど、結局治療すらしてもらえないため、今度は別の科を探し求めたのでした。


その間も私は学校生活が苦しくて苦しくてたまりませんでした。

試験の時は特に大変でした。

私の悪臭が逃げ場のない状況で一層増していったと自覚しました。


クラス中でところどころ鼻をすする音がしたり、これみよがしに聞こえるような咳払いなど、本当にいたたまれなくなりました。

その頃から学校の勉強もついていけなくなりました。


全く教師の言っていることも理解できないほど、私は自分の匂いと戦っていたのでした。

人の反応がとても怖かったです。

最悪な時期でした。


私はいつ人から「臭い」と言われるかと怯える毎日でした。

こんなことを続けていく私の人生って、一体
posted by ひよ子 at 23:19| Comment(0) | 自臭症になったルーツ

自臭症を14歳の時意識し始めました。自臭症克服体験記1

私【ひよ子】は14歳の時に、友達の女の子に「ひよ子、お風呂入った?」と言われた時に、自分の匂いを強く意識し始めた。

その時は「ちゃんと入ったよ^^;」と答えたけれど、

「私って臭い?」という疑問がもたげました。


小学生の時から、妙に自分の体臭を悟られるのが怖かったのを覚えてます。

だから汗を必要以上にこまめに拭ったりしてました。

ちゃんと自臭性になるベースができあがっていたんですね。


話を遡ると、そもそも私はとても完璧主義者なところがあって、融通が効かない頑固者でした。

だから、失敗をしないようにうまくやることばかり考えてました

それって、親の教育もあり、親に自分を肯定された記憶が少なかったから、余計頑張ろうとしていたのだと思います。


けっこうしつけも厳しく、両親とも優秀な経歴を持っていたため、私自身知らず知らず頑張っていました。

しかし、親は満足するような人ではなく、もっとやらせるために褒めなかったんだともいます。

でもそれが寂しかったです。


だからこそ、学級委員をやったり賞をとったりピアノをやったりとたくさん努力してきました。

それを完璧主義でやり続けたため、心に余裕なくなったんだと思います。

なぜならやればやるほど、もっと頑張らなければならなくなっていったからです。


そして失敗をすごく恐れました。

その完璧主義が自分自身の臭いにも向けられたんだと思います。

女の子はきれいで身だしなみを整えていい香りがしないといけないと思ってました。

それは誰だって思うんでしょうが、私の場合はそれが極端でした。


これも母親の教育の賜だと思っています。

人からの評価を気にする母親で、私以上にプライドが高かったです。


なぜ私が匂いの方に敏感になっていったかというと、おそらく父親の口臭が嫌いだったことと、私自身緊張しやすい人間に仕上がっていたので、脇汗が特に気になっていたことがあります。

そのうちに口臭恐怖症になっていったんですが、とにかく私から発するすべてのことにおいて、失敗をしてはいけない刷り込みが、ますます窮地に追い込んでいきました。


お風呂もそれなりに入っていたけれど、最初に書いたように「お風呂入った?」という言葉の投げかけの裏には「あんた臭いよ」という意味があったと私は思いました。

だから、凄くショックでした。

友達の女の子はずっと我慢して私と付き合ってくれていたんだな、と思うと急に目の前が真っ暗になった。

他の女子や男子とも私のことが臭いと噂していたかも、とか、ついに堪忍袋の緒が切れて、私にあんな言葉を投げかけたのかも、と思うと急に頭がクラクラしてきました。


あの時のことはよく覚えています。

その出来事は私の心に傷を作りました。

そして友達や人の言葉の端々の裏の意味を深く猜疑心を持って捉えるようになりました。


また「臭い」「臭う」系の言葉を私に投げつけられたら、もう生きてはいけないという恐怖に恐れおののきました。

それを言われた時、私の人生は終わりだとまで、おおげさではなく思いました。


ここから私の自臭症、自己臭恐怖症のきつく暗くつらい扉が開け放たれたのです。

posted by ひよ子 at 19:29| Comment(0) | 自臭症になったルーツ