私【ひよ子】は14歳の時に、友達の女の子に「ひよ子、お風呂入った?」と言われた時に、自分の匂いを強く意識し始めた。
その時は「ちゃんと入ったよ^^;」と答えたけれど、
「私って臭い?」という疑問がもたげました。
小学生の時から、妙に自分の体臭を悟られるのが怖かったのを覚えてます。
だから汗を必要以上にこまめに拭ったりしてました。
ちゃんと自臭性になるベースができあがっていたんですね。
話を遡ると、そもそも私はとても完璧主義者なところがあって、融通が効かない頑固者でした。
だから、失敗をしないようにうまくやることばかり考えてました
それって、親の教育もあり、親に自分を肯定された記憶が少なかったから、余計頑張ろうとしていたのだと思います。
けっこうしつけも厳しく、両親とも優秀な経歴を持っていたため、私自身知らず知らず頑張っていました。
しかし、親は満足するような人ではなく、もっとやらせるために褒めなかったんだともいます。
でもそれが寂しかったです。
だからこそ、学級委員をやったり賞をとったりピアノをやったりとたくさん努力してきました。
それを完璧主義でやり続けたため、心に余裕なくなったんだと思います。
なぜならやればやるほど、もっと頑張らなければならなくなっていったからです。
そして失敗をすごく恐れました。
その完璧主義が自分自身の臭いにも向けられたんだと思います。
女の子はきれいで身だしなみを整えていい香りがしないといけないと思ってました。
それは誰だって思うんでしょうが、私の場合はそれが極端でした。
これも母親の教育の賜だと思っています。
人からの評価を気にする母親で、私以上にプライドが高かったです。
なぜ私が匂いの方に敏感になっていったかというと、おそらく父親の口臭が嫌いだったことと、私自身緊張しやすい人間に仕上がっていたので、脇汗が特に気になっていたことがあります。
そのうちに口臭恐怖症になっていったんですが、とにかく私から発するすべてのことにおいて、失敗をしてはいけない刷り込みが、ますます窮地に追い込んでいきました。
お風呂もそれなりに入っていたけれど、最初に書いたように「お風呂入った?」という言葉の投げかけの裏には「あんた臭いよ」という意味があったと私は思いました。
だから、凄くショックでした。
友達の女の子はずっと我慢して私と付き合ってくれていたんだな、と思うと急に目の前が真っ暗になった。
他の女子や男子とも私のことが臭いと噂していたかも、とか、ついに堪忍袋の緒が切れて、私にあんな言葉を投げかけたのかも、と思うと急に頭がクラクラしてきました。
あの時のことはよく覚えています。
その出来事は私の心に傷を作りました。
そして友達や人の言葉の端々の裏の意味を深く猜疑心を持って捉えるようになりました。
また「臭い」「臭う」系の言葉を私に投げつけられたら、もう生きてはいけないという恐怖に恐れおののきました。
それを言われた時、私の人生は終わりだとまで、おおげさではなく思いました。
ここから私の自臭症、自己臭恐怖症のきつく暗くつらい扉が開け放たれたのです。
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